てんかん治療は周囲の人の協力が必要

てんかんとは、発作を繰り返す脳の病気です。
てんかんは、年齢や性別、民族の区別なく、発症するものです。
脳の神経細胞に突然発生する激しい電気的な興奮によって、てんかん発作が起こります。
てんかん発作が起こったときの症状は、大脳に電気的な興奮が発生する部位によっていろいろです。
ただし、出てくる発作の症状は患者ごとにほぼ同じで、同一の発作が繰り返し起こるというのが、てんかんの特徴なのです。
てんかん発作を予防するために使われる薬としては、テグレトールが有名です。
成分名はカルバマゼピンですが、商品名のテグレトールが広く流布しています。
抗てんかん薬としては、非常に知名度も高いものです。
テグレトールは、てんかんの治療だけでなく、躁状態の改善や三叉神経痛、偏頭痛の治療にあたっても使われることがあります。
なお、テグレトールに即効性はありません。
効果が出始めるまでに、1週間から数週間の期間が必要です。
テグレトールの服用量は、てんかん発作に対しては、成人は200mgから400mgを1回、あるいは2回に分けて服用をスタートします。
服用し始めてからは、医師が定期的に血中濃度を測って、治療有効域と中毒域を見極めながら維持量を決めていくのが一般的です。
飲み始めた初期のころは、眠気やふらつき感に見舞われることがありますが、しばらく摂取を続けていると、次第に慣れてきます。
徐々に服用量を増やしていく形での調整が必要になってきます。
副作用として目立つのは、眠気、めまい、けん怠感、頭痛、吐き気、口の渇きなどです。
頭痛などの症状が出てきたら、すぐに医師に相談するべきです。
ほとんどの副作用は、投与を始めて2、3週間で消えていっています。